血液・血流について
血流について
血の流れをよくすることも、髪の毛やお肌に大切なことです。新しい充実した細胞がどんどん生まれるためには、充分な栄養が血流によって運ばれてこなくてはなりません。髪の毛は、1本1本の毛母にまで、毛細血管が通じています。その血管にちゃんと血液が流れてこないことにはしっかりした毛は保てないのです。(2003/12/10)
白髪の原因のひとつは
髪や肌の新陳代謝には、充分な栄養とそれを運ぶ血液の流れが大切です。どちらをおろそかにしても、細胞分裂が滞り、新陳代謝がわるくなり、髪と肌に悪い影響がでてきます。
白髪の人はハゲないといわれるけれど、栄養が毛母細胞まで行かなくて細胞が傷つくと白髪になりやすいのです。白髪も抜け毛も、原因は同じようなところにあります。
(2003/12/26)
血流をよくするには
血流をよくするには次のポイントが考えられます。
- 血管自体を丈夫でしなやかに保つ。
- 血液中の中性脂肪などを減らす。
- 血液成分の、なかでも大きいものである赤血球などの質をよくする。
- 血液がすみずみまで循環するためのポンプの力の低下を防ぐ。
(2004/1/7)
血管を丈夫でしなやかに保つには 1
血管自体が丈夫であるためには血管の材料であるタンパク質、なかでもコラーゲンが大切です。そのコラーゲンが体内で合成されるときにはビタミンCと鉄分が必要になってきます。ビタミンCと鉄分が不足していると、コラーゲンが不完全になり、血管の老化を早めることもあるそうです。(2004/1/15)
血管を丈夫でしなやかに保つには 2
血管を丈夫にする物質として以前から注目されているのは、そばに含まれているルチンです。ルチンは今から70年ほど前に見つかった物質で、以前はビタミンPと呼ばれていました。今ではルチンという呼称に変わり、またこの物質がポリフェノールの一種であることも知られています。
ポリフェノールは植物の色素や苦味成分であり、抗酸化作用があることが判っています。ルチンには特に毛細血管を丈夫にする働きがあります。最近ではそば茶としてペットボトル入りのものもよく見かけます。お蕎麦を食べない時でも、手軽に摂取することができるようになりました。ただし、蕎麦はアレルギーをひき起こす人もいるので、蕎麦アレルギーの人はうっかりこのお茶を飲まないように気をつけてください。(2004/1/25)
血中脂質の役割とバランス
血中脂質には、コレステロール、中性脂肪、遊離脂肪酸、リン脂質の4種類があります。これらの成分はそれぞれに大切な役割を持っています。
コレステロールは細胞の膜をつくったり、ホルモンの材料になります。中性脂肪はエネルギー源となります。重要なのは、これらの成分のバランスです。特に悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールや、中性脂肪が突出して増えると血がドロドロになっていきます。(2004/2/5)
血中脂質だけではなく血糖にも注意
糖質もからだのエネルギー源として必要なのですが、過剰にとりすぎると血液中にブドウ糖としてたくさん存在するようになります。この濃度を適度に保つためにすい臓からインスリンが分泌されるのですが、この状態が長く続くとすい臓が疲労してインスリンの分泌量が減少し、血中のブドウ糖濃度がますます高くなります。血中の糖はコレステロールを変質させて粥状にしたり、糖そのものが中性脂肪になったり、血液中のタンパク質と結合して赤血球のかたまりを形成したりして血液の状態を悪くしていきます。(2004/2/10)
赤血球の質を良くする
自分の血がサラサラかどうか、確認できる装置があります。近頃テレビでもよく登場します。医療関係のちょっとしたイベントなどでもよく使われているので、もっと人気が高まり、設置する病院や内科医院なども増えていくでしょう。
そのモニターで丸い形で見えるのが赤血球です。赤血球は丸くて弾力があり、通過する場所に応じて自在にかたちを変えられます。ところが質が悪くなると、赤血球の周りが固くなったり、とげとげが出来たりしてしまいます。こうなると、細い血管内を通過するときに詰まったり、曲がる時に流れが滞ったりしやすくなります。毛細血管のすみずみにまで血液が行き渡るためには、赤血球の質を良くしておくことが大切です。
赤血球の質をよくするための食品としては、クエン酸が含まれているもの、例えばレモンなどの柑橘類、梅干、黒酢やもろみ酢などがあげられます。また松の実だけに含まれる脂肪酸、ピノレン酸にも赤血球をやわらかくする効果があります。ただし、松の実は食べ過ぎないよう1日20粒ほどにとどめておいてください。(2004/2/18)
血流をよくするポンプの力を高める
血液は心臓から送り出され、動脈からその先の毛細血管へ達し、体のすみずみへ届いて栄養素や酸素などを細胞に供給し、それとともに老廃物や水分を回収し、静脈やリンパ管を通ってまた心臓まで戻ってきます。この血流のスピードは大動脈では1秒間に20センチほど進みますが,毛細血管に達するころには約1ミリくらいだそうです。そして静脈ではさらに流れが緩やかになります。
この流れを滞りなく作る心臓のポンプを、サポートしようというのが第2のポンプである筋肉です。運動不足で筋肉が衰えていると、心臓から行って帰る血液の流れがスムーズにいかず、毛細血管のすみずみまで血液が行き渡りにくいということも起こってきます。筋肉の衰えをくい止めるため、毎日マメに歩くくらいのことは心がけたいものです。血色のよい明るい顔色や、しっかりした髪の毛のためにもです。(2004/3/4)
血流をよくするための食べ物
血管を丈夫にしたり、赤血球の変形能を高めたり、血栓を溶かしやすくしたり、血糖や血中脂質を減らしたりするためにはなにをどう食べるのがいいでしょうか。
まず、甘いものを食べ過ぎない。脂肪の多い肉類の摂取を減らす。おなかいっぱい食べ過ぎない。早食いしない。色の濃い野菜全般を摂るようにする。タマネギ、トマトなどもよい。大豆製品、特に納豆は良い。海藻類を摂る。ゴマ、ソバ、ニンニク、ラッキョウなどもよい。背の青い魚(イワシ、サバ、アジなど)を摂るように心がける。アーモンドなどのナッツ類、松の実(くれぐれも食べ過ぎないよう)、赤ワインのポリフェノールも良い(適量であること)。まだ他にもあるでしょうけれど、よく言われているのはこのようなところでしょうか。(2004/3/8)
