世界では昔から巨石信仰、岩石信仰というかたちで信仰心をあらわし、信仰にまつわる行事をおこなってきました。日本の各地でもそうです。磐座(いわくら)といって、今でも遺跡として残っているところは多いようです。京都にも信仰の対象としての巨石が祀られている場所はいくつも残っています。
平安京をつくった桓武天皇は、それらの散在する磐座の中から、平安京を取り囲むようなかたちで東西南北にある4つの磐座の巨石の下に一切経を埋めさせ都の守りにした、といいます。
(北磐座)石座神社 (西磐座)金蔵寺 (東磐座)観勝寺 (南磐座)明王院不動寺 というのがその4つで、現在では、北磐座にしか磐座と思われる巨石は残っていないようです。(現在の岩倉という地名はここから来ています。)
今回、訪れてみたのはこの4つのいわくらのうちの西磐座にあたる金蔵寺です。京都の西に連なる西山の小塩山一帯の中腹にあります。京都市西京区の大原野と呼ばれる場所です。このお寺は、ハイキングコースとして嵐山方面へ続く道沿い。歩いて訪れる人が多い場所です。車で行けるようにはなっていますが、対向車が来たら困るくらいの細い急な坂道でした。
平安京がつくられる前、奈良時代(718年)に建てられたお寺です。平安京がつくられた場所は大きな湿地帯であり、まだ住んでいる人は少なく、この西山の山沿いのほうが、人が住んでいたらしい。もとの建物は応仁の乱の頃焼失しました。
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![]() 天気がよければ、はるか琵琶湖のほうまで望めるらしいのですが、このときは あいにくかすんでいました。また、秋の紅葉が素晴らしいところなので、その シーズンの穴場であること間違いありません。ちょっと行きにくい場所ではあ りますが、京都の紅葉の名所としてはお勧めの場所です。 |
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![]() 五代将軍徳川綱吉の母である桂晶院がこの 地の出身であったらしく、江戸時代に桂晶 院によって再建されました。 |
2004年2月22日撮影
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